今年の夏は雨ばかり降ってたので、
部屋の大掃除をしたところ、懐かしい本が。
(また本ネタですみません、、、)
「いやいやえん」。
またもやお子様向けの本ですが
今回は若干ふざけています。。。笑
スポンサーリンク
【いやいやえん あらすじ】(出典元:福音館書店さん)
元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児のしげるが主人公の童話集。
しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかけるお話や、
山のぼりで山の果物を食べすぎてしまうお話など、全部で7つのお話がはいっています。
表題作『いやいやえん』では、なんでもいやだ、いやだと駄々をこねるしげるが、
「いやいやえん」に連れてこられるお話。「いやいやえん」とはいったいどんな園なのか。
日本の幼年童話に新時代を開いた作品です。
(抜粋以上)
これまさに対象年齢の頃に読んだのですが
今読んでも面白い、というか可笑しい。
あまりにも好きすぎて
大人になってからも知人のクリニックの待合室などに置いたら、
と薦めていたのですが…
やはり、同じことを感じる人はいるものです。
つい最近知ったのですが、なんとあの宮崎駿監督が
「「いやいやえん」を読んで衝撃を受けた、
これを読んで絵本作家になることを諦めた」
とまで言ったというエピソードがある「いやいやえん」。
何がそんなにすごいのかというと。
すごくないのがすごい。
なんかいらっとくる書き方になってしまいました。。スミマセン。^^;
【普通の子どもの本】:
結局最後は道徳ちっくになって
主人公がなんらかの形でレベルアップしている。
【いやいやえん】:
色々なことを経験し、冒険するのに
相変わらずまっっったく成長しない、あほなしげる。
このブレないあほさ加減というのか、
子ども(特に男の子)の子どもらしさたる権化、みたいなのがすごい。
私はどの話も好きですが、
「ちこちゃん」があまりにもあほらしすぎて大好きです。
簡単なあらすじ:
悪いことをして先生に叱られたとき、
ちこちゃんがやってたから~、と言い訳したので、
全部ちこちゃん仕様にカスタマイズされるしげる。
というコントのようなお話です。
ちこちゃんと同じスカートをはかされながら
男の子たちとちゃんばらをするしげる。
なさそうでありそうな、
ありそうでなさそうな、
そんな絶妙感。
「いやいやえん」は芸人さんが書くネタみたいな話の集合体なのです。
でもなんかこう、ほっこり笑える可愛らしさもあり。
いつかやってほしいなあ・・・
どなたか芸人さん、いやいやえん上演よろしくお願いします^^
スポンサーリンク