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大切な同期たち、そして同期のご両親への思い…

2月ももうすぐ終わりですね。
皆さん、ご体調は如何ですか。

これだけ記録的に寒い日が続くと、
やはり人にとってはダメージが大きいのですね。
この冬、親戚・知人・会社の関係者の方…
例年にないほど訃報が多く、そのたびに
残念な方をなくした…と肩を落としました…

冬来たりなば春遠からじ。
寒いながらも花粉も飛び始め、少しずつ春に近づいているのかな。
(と言いながらまた明日雪が降るかもしれないらしい…うー!冬め!)

このところ、人のつながりや家族について考えていました。

私の家は…
バブル後、父親の小さな工場がギリギリ経営、そして
両親は余裕もなかったことから非常に仲が悪くて、
私は正直、家を出る高校生の頃まで自分の家が大嫌いでした…

自分の道を自分で切り開かないと、
私の人生、こんな両親のもとではろくでもないものになってしまう…

なんてことを真剣に考えて、自分の夢を叶えたい一心で、
高校生の頃、アルバイトをしながら、必死で学んで
宝塚音楽学校に入ったのです‥‥

突然の告白(笑)
…これを書かないと、この後の話が進められないので(;’∀’)…

私は一介の普通の生徒で、スターでもなんでもなく。
退団後の今は芸能活動をしているわけではなく、
バツイチの普通の勤め人です。

宝塚はお嬢様の入るところ、みたいに思われているフシがあります。
そういう生徒もたくさんいますが、そうでない生徒も同じくらいいます。

音楽学校に入れば、そこから先は芸事の世界ですから、
芸の前には皆平等、というか。

家がどうこう、とか、生まれがどうこう、ということを
あまり気にせずにいられるところに救われてもいました。

昔も今も変わらず、恵まれていたと心底思うのは、
私の同期の素晴らしさ。

舞台は夢でした。
夢の舞台に立てたことはかけがえのない素晴らしい経験でした。

しかし。

それよりも何よりももっともっと素晴らしかったのは、
同期と出会えたこと。

退団した後、普通に勤めていると
「宝塚って、靴に画びょうとか入れられてそうですねー(笑)」
て感じの昭和イメージを持たれていることに愕然としますが(笑)

私の同期や、私がいた時代の、私がいた組は
まったくそんなことはなく、
「よく遊び よく学べ」を体現したような
大家族のようなあたたかさがありました。

上級生は父母、兄姉のようであり、
下級生は弟妹のようであり。

ダメなことははっきりときっちりと叱られ、
辛いときは見守ってくれ、励ましてくれ、
何かができたときには、一緒に喜んで褒めてくれ、
そんな仲間といつも一緒に過ごしてきました。

私にたくさんの愛を教え、与えてくれたのは
同期であり、上級生、下級生、そしてファンの皆さんでした。

音楽学校時代、家族や親戚がこぞって見に来る
発表会や音楽祭のとき。

経済的に困窮していた我が家の実情を知っていた私は
大阪までの新幹線代もままならないであろう親にいつも
無理して来なくていいよと伝えていました。

みんな、そういう会が終われば、
久しぶりに家族水入らずのディナーに出かけます。

私は一人で帰るつもりでいました。

別に悲しいとも、辛いとも思っていませんでした。
入学するときから、うちが大変なのは承知の上で入らせてもらったので
仕方ない、うちは別なのだと思っていました。

袴と華やかな着物で演じる音楽祭のとき。
いつも同じ着物一着しかもっていない私。
それでもあるだけありがたいと、ただそれだけでした。

それなのに。

「親と出掛けてもつまらないから、Manon一緒に来て!(笑)」
「良かったら、これ私着ないから、Manonちゃん着ない♪?」
「私、地元やからさ、別に親と今更ご飯行かないし。だから一緒にご飯いこ♪」

…( ノД`)…

こんなことを言って、
私が気を遣わないように、心をかけてくれる
優しくてあたたかい、それが私の同期です。

私はいつも、そういう人たちが一緒にいてくれたおかげで
一人ではなかった…

今思い出しても、涙が出ます。
そのたびに心があたたかくなります。

みんな、ほんとにありがとう、ありがとうね。

今思うとこういうことに対して、その当時
どうお礼をすべきかわかっていなかったわが親も、私も
きちんとお礼をしたかどうか定かではありません…
ずいぶん失礼な親子だったかもしれません…

同期と同じように、同期のご両親も、
可愛がってくださいました。

一緒にご飯に行けば、一緒に笑ってくれ。
良い役が付けば、どこかでばったり会ったときに褒めてくださり。
困ったことがあれば助けてくださり。

同期のママ、〇〇ちゃんのママ、といえば
ぱっとお顔が浮かぶくらい、みんながお互いに知っているのです。

私は普通の企業で働いている非常に異色なOGなので
普段はあまりにもバリバリしたビジネス色が強くて、
良きママさんになってるみんなとのギャップがありすぎ、
集まりなどにはほとんど顔を出せないのですが、
同期のみんなの素直で優しい心や、
相変わらず元気で楽しいやりとりに、
心がほっこりすることが多々あります。

つい最近、同期みんなが大好きだったママさまが
お亡くなりになられました。

いつも笑顔で優しく、素敵なママと大の仲良しだった同期。
どんなにか悲しんでいるか…

大切な人をなくすことは、
言葉に尽くせないほどの悲しみと苦しみですね…

冬来たりなば春遠からじ。

悲しみ苦しみが、いつか少しずつでも
春に向かいますように…

心からご冥福をお祈りいたします。

ご訪問くださった皆様、今日はお付き合いくださり
ありがとうございました。

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